朝日新聞:(戦後70年)ナチスの禁書、出版巡り論争 恥か教訓か
記事リンク
記事要約
戦前ドイツでナチスのイデオロギーの柱となったヒトラーの著書「わが戦争」。ヒトラー死後70年が経ち著作権が切れる今年末、出版を禁じられたこの本が再び世に出る。
現代史研究所は出版準備を進め、バイエルン州議会との共同計画だったが、州はイスラエル訪問後、一方的に協力関係を破棄した。その理由は「ユダヤ人犠牲者への配慮」である。
疑問
バイエルン州はなぜ「わが戦争」の再出版を促進するのか。
考え・主張
出版するべきか否か。ヒトラーのしてきたことは当然悪と断じられてはいるが、それを「恥」とするか「教訓」とするかはドイツにとって大きな問題なのである。
過去は塗り替えることはできない。ならばヒトラーという存在をもう一度皆で認識して、目をそらさないことが大切なのではないだろうか。
その他
特になし。