朝日新聞:ウタマロせっけん好調 「どんな汚れも」広がる口コミ

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 ウタマロせっけん好調 「どんな汚れも」広がる口コミ

 

記事要約

 約60年前に発売された洗濯用石鹸「ウタマロ」。一度は洗濯機の普及により廃番しかけたが、愛用者の声で復活を果たした。電気洗濯機の普及で粉末剤が主流となり、売り上げが低下したことから廃番を考えていたが、「ウタマロで部分洗いをすればどんな汚れも落ちる」という声が寄せられた。商品の良さを客から教えてもらい、存続を決めたという。

 

疑問

 ウタマロはなぜ次世代洗濯の波にのまれずに生き残ることができたのか。

 

考え・主張

 そもそも石鹸と洗剤の違いは何なのだろうか。文中で粉末洗剤という言葉が使われているが、実際には石鹸、洗剤のどちらも粉末、固体、液体のものがあり、問題は状態ではない。2つの用途は実は昔は同じだったのだ。今では界面活性剤が洗剤に含まれ、専ら衣類や食器の洗浄に使われるが、以前はどちらも使っていたと考えられる。さらに元からあったウタマロの驚異的な洗浄力が合わさって、60年代の波を乗り越えることができたのだろう。

 

その他

 特になし。